育毛に関する間違った認識だと改善するものも改善できない
普段からヘアケアをしているけど効果がほとんど感じられず遺伝のせいだと諦めていませんか?育毛に関しての情報は日々進化しており、正しく実践すれば効果が実感できるものも多くあります。
それはあくまで正しく実践することが前提ですし、ネット上ではちょっと古い情報も落ちているので注意が必要です。※この記事は2018年現在の情報を元に掲載しております。
この記事では育毛に関する情報の中で本当に正しく信頼性の高いものをまとめていきたいと思います。
きちんと毎日頭を洗って清潔にしていれば抜け毛は減る
この情報は半分正解です。
頭皮を清潔にすることは重要で、古くなり酸化した皮脂をそのままにしていると正しいヘアサイクルが行われなくなり成長しきる前に髪が抜けてしまいます。
この現象が続くと頭皮が透けて見えるようになり薄毛と認識されるんですね。
なので日々頭皮を清潔に保つことは重要なんです。
ただし、抜け毛が増えるようなシャンプー方法を実践している人も数多く見られます。
- シャンプーをする際には匂いが残ったほうが良いので香りで選ぶ
- シャンプーを選ぶのは安くても毎日洗えば問題ない
- シャンプーはCMなどでよく目にするものを選ぶ
- 皮脂を取ったほうが良いので毎日二回洗う
- 脂性なので洗浄力が高いものを選ぶ
- 頭がかゆくなるのでごしごし洗う
これらは全て間違いで、薄毛を進行させる要因になりかねないことです。
香りが強いシャンプーは香料を配合しており、その香料が頭皮に残留し毛穴を詰まらせる原因になるのでなるべく香料の含まれていないものを選ぶことが重要です。
また市販のシャンプーは安価なものも多くCMなどでよく目にしますし有名人がおすすめしていれば思わず買ってしまいますが、広告費に沢山費用を費やし中身はいまいちといったことも多く見受けられます。
安価に仕上げるには安価な成分を配合しなければ利益は出ませんので、シャンプー選びはしっかりと見極めていきたいところですね。
頭皮を清潔にしたいあまりに洗浄力が強いシャンプーを選んだりごしごしと洗うこともNGです。
皮脂はそもそも頭皮のバリア機能を担っており、不足すると余計に皮脂を分泌したり雑菌が繁殖して炎症を起こすことも考えられますので皮脂の取りすぎは髪にとって良いことではありません。
まとめますと
- 頭皮は清潔に保つ
- シャンプーはしっかりと選ぶ。洗浄力は頭皮に優しいものをチョイス
- 皮脂は取りすぎない
育毛剤さえ使っていれば薄毛が予防・改善できる
これも間違った情報です。
よくネット上で見かけるものとして「この育毛剤を使ったら髪が増えました」などおすすめする育毛剤さえ使用すれば薄毛が改善すると謳っているようなサイトも多いですが、実際育毛剤単品では薄毛の改善はできないんですね。
薄毛とは人それぞれ複合的な要素が組み合わさって発症することですので、それらの原因を見極めて対策を立てていくことが重要。
万人の髪を生やすことが可能な育毛剤は存在しません。
育毛剤の立ち位置はあくまでも薄毛改善の補助的な役割ですのでまずは自分自身の薄毛の原因の目星をつけるところから始めるといいです。
薄毛の原因に合った育毛剤の使用は薄毛の改善が期待できますので。
AGA治療をすれば確実に発毛する
これは半分正解です。
現在日本で唯一の発毛法と認可されているAGA治療ですが、万人向けではないです。AGA治療の主な手段としては
薄毛の原因の一つであるジヒドロテストステロンを抑制しつつ頭皮の毛細血管を拡張させて発毛を促すもの。逆に言えば男性ホルモンが原因でもなく血行不良が原因でも無い人にとっては効果は期待できません。
しかしAGA治療を行っているクリニックの中にはHARG療法というグロースファクターを用いた新しい薄毛治療を行っているクリニックも存在しています。
AGA治療とは異なった方向からのアプローチを行いますのでAGA治療で効果が出なかった人も希望が持てますね。
遺伝だからハゲる
遺伝だからと言って確実にハゲるとは限りません。
そもそも遺伝による薄毛は生活習慣や食生活によるものが大きいですので、薄毛になりかねないサイクルを改めれば薄毛の予防に役立つと思います。
親から子へ、子から孫へ引き継いでいくのは財産だけではなく生活サイクルも似てくるもので、それを「遺伝」だと言い切ってしまうのは少々もったいないです。
遺伝が心配な人はまず食生活や運動する習慣から考えると良いですよ。