髪に良いことだらけの運動を正しく知ることで毛髪活性化を促す
髪にとって運動とは重要な意味を持っており、髪を健康で太く作るには必要不可欠なものであると言われております。
この記事ではどのような運動が毛髪を活性化するうえで有効になるのか?という点を深く掘り下げると共に運動が髪に良いと言われている本当の理由について詳しく書いていこうと思います。
有酸素運は薄毛改善に有効である3つの理由とは?
有酸素運動が薄毛予防及び改善に有効である根拠ですが、有酸素運動をすることで発汗が促進されて男性性脱毛症の原因の一つであるDHT(ジヒドロテストステロン)が体外に排出されます。
髪にとっての有害物質を体外に排出することで男性性脱毛症の可能性を減らすことができるということが一つ。
もう一つの理由は血管拡張と毛細血管の増加。
血行不良に陥ると髪に必要な栄養素が行き届かずに髪はどんどん力が無くなっていきます。それを防ぐためには全身の血流の改善が必要不可欠なんですね。
軽く汗をかくくらいのレベルの有酸素運動を行うことで全身の毛細血管が増幅してさらに血管の拡張。体調が整うばかりではなく毛髪の活性化に直結します。
最後の理由は幸せホルモンセロトニンの活性化。
有酸素運動を行うことでセロトニンが活性化されます。セロトニンは幸せホルモンと言われストレスをコントロールする効果があります。
ストレスは薄毛の大きな要因の一つです。ストレスをコントロールすることで薄毛予防や改善が期待できます。
薄毛予防におすすめな有酸素運動方法の具体的な方法
有酸素運動の恩恵を十分に受けるためには負荷をかけすぎない運動が有効です。呼吸が苦しく息ができないレベルで行う運動は無酸素運動になってしまうので要注意。
軽く汗をかく程度の運動を30分~くらい無理の無いレベルで行うと良いでしょう。
重要なのはできるだけ毎日行うことです。数日だけ数時間~などいきなり無理のあるレベルでちょっとの期間では十分な効果は期待できず、有酸素運動の恩恵を受ける事ができません。
よって「できるだけ毎日」「無理の無いレベルで」「気持ちいいくらいに」行うことが重要。
具体的な運動方法としては
- ヨガ
- ジョギング
- ウォーキング
- 水泳
- ラジオ体操
などがおすすめです。
筋トレは薄毛を進行させる説は本当なのか?
筋トレとは有酸素運動と違い「無酸素運動」で、速筋といわれる種類の筋肉を鍛える方法です。
この速筋を鍛えることによりテストステロンが増加します。テストステロンは男性的な体つきを形成するために必要なホルモンで単品では薄毛に直結しません。
テストステロンに5αリダクターゼと言われる酵素が結びつくことによりDHT(ジヒドロテストステロン)へ変化してAGA(男性性脱毛症)を引き起こします。
もともとAGAの要素を持っている、いわゆる遺伝的薄毛の家系の人はDHTの感受性が高いことが薄毛になりやすい原因です。テストステロンの量が増えようが減ろうがDHT感受性が低い人は薄毛には直結しないというのが真相。
ただし、筋トレをする際にはそれなりのタンパク質を補給しないと筋トレによって傷ついた筋繊維を修復する際髪の生成に必要なタンパク質まで消費してしまい薄毛の進行させてしまうことも否定できませんので
筋トレを頑張っている人は積極的にタンパク質を摂取するようにした方が無難です。