頭皮の老化を抑えると薄毛が改善される可能性がある!?
皮膚と同様に頭皮も老化をしていきます。頭皮が老化すると正常なヘアサイクルが行われず抜け毛や薄毛の原因になります。
老化とは自然現象ですので完全にストップすることは不可能ではありますが、老化するメカニズムをしっかりと把握し対策することで薄毛の進行を遅らせることが可能です。
この記事ではなぜ頭皮が老化するのか?についてと老化を防ぐにはどうしたらいいのか?をテーマに書いていきます。
頭皮が老化する原因とは一体何なのか?
活性酸素による老化
頭皮が老化する原因の一つとして「活性酸素」が悪さをします。活性酸素が頭皮を酸化させて細胞を老化させることが大きな理由。ちなみに活性酸素が増えると白髪にもつながりますので活性酸素対策はぜひやっておきたいところです。
活性酸素が増える主な原因は
- ストレス
- 過労
- 大気汚染などで発生する化学物質
- アスベスト
- 紫外線
- 放射線
- 喫煙
- 食品添加物
- 医薬品
- 脂っこい食事
- 激しい運動
と挙げればきりがありません。老化を遅くするにはこれらの原因を断つと共に抗酸化作用のある食品を摂取したり抗酸化作用の強い育毛剤も効果的です。
酸化した脂質
活性酸素は頭皮の脂にも作用し髪の育成に悪影響を与えます。酸化した脂質は毛穴を詰まらせ正常なヘアサイクルの妨げになる恐れがあり普段からケアすることが重要。
しかし、脂の取りすぎは逆効果で頭皮環境の悪化を招く要因になりかねないので頭皮に必要なぶんの脂を残しつつ洗浄してく事がポイントとなります。
そのためには強すぎず頭皮を労わり栄養を与えてくれるシャンプーを使用することが必要になります。
細胞が焦げる!?糖化による老化
細胞の酸化はよく耳にすると思いますが、細胞の糖化という現象が老化を加速させるんです。
酸化は細胞が錆びると表現されますが、糖化は「焦げる」とも言われており糖化が進むと血が栄養を運ぶのを阻害し体内に栄養がいきわたりづらくなります。
結果として栄養がうまく運べない状態になり薄毛が進行する流れになります。
対策としては糖質を制限することが基本です。糖分はもちろんですが糖に代謝される炭水化物やアルコールを摂取しすぎると糖化が進みますので薄毛が気になる人は控えたほうがよさそうです。
頭皮のアンチエイジング方法まとめ
活性酸素の除去と対策をとると共に糖化を防ぐため糖質の制限をすると老化の進行を食い止めることに役立ちます。
ちなみに活性酸素は少量では有益な物質で、味方につけるためには適度な有酸素運動が有効になります。糖質制限も極端に行うと健康を害することにつながりますので何ごともほどほどに行うことがポイント。
まとめますと
- 活性酸素の適度な除去(食事など)
- 糖質の適度な制限
- 適度な有酸素運動で身体を活性化
が頭皮のアンチエイジングに必要な要素となります。