頭皮が赤いと抜け毛につながる?病気の可能性と改善方法まとめ

頭皮が赤いと抜け毛につながる?病気の可能性と改善方法まとめ

頭皮が赤いしフケやかゆみが出る場合病気かも・・対処方法まとめ

頭皮が赤くなりかゆみやフケが出る場合病気の可能性があります。多くの場合病気ではない状態ですが、中には感染症や皮膚疾患を疑う場合もありますので注意が必要。

この記事では頭皮が赤い場合にどんな病気が隠されているのか?それ以外の場合どんな対処方法を取ったら改善されるのか?について詳しく書いていきたいと思います。

頭皮が赤い場合の可能性のある病気一覧

※ごく一部の例です。病状が酷い場合は医療機関を受診することをおすすめします。

●尋常性乾癬

皮膚表面が赤く腫れあがり、その上に鱗屑(りんせつ)という皮膚が硬くなったものができます。それがどんどん剥がれる症状が現れます。原因はストレスと言われていますが実際はよくわかっていません。

●脂漏性皮膚炎

頭皮の皮脂が病的に増えて湿ったフケが見受けられる病気。頭皮の色は赤くなりかゆみを伴います。原因はストレスや食生活、マラセチアという頭皮に住むカビが異常繁殖することで発症する病気です。

●扁平苔癬(へんぺいたいせん)

頭皮が赤くなり強烈なかゆみを伴います。赤くなった箇所はカサカサと乾燥してくる特徴があります。病的な脱毛の大きな原因になり、この病気で抜け落ちた髪の毛は復活しづらいといった特徴があるため早めの受診を。

●白癬(しらくも)

水虫やインキンタムシの原因である白癬菌が原因で起こる皮膚の病気。白癬菌が頭皮に感染することで発症します。

乾燥したフケが増えて脱毛していきます。自然に治ることは無く抗真菌薬を使用することで改善します。

病的なフケが増えたら受診をおすすめします。

●円板状エリテマトーデス

脱毛を伴った赤い発疹が現れ、刺激を与えると広がります。

病気以外の頭皮の赤みやかゆみの原因とは?

病的なものはその症状が異常であると自己判断である程度わかると思いますが、それ以外の症状や受診してもよくわからない場合、様子見と言われ何も無かった場合の対処方法についてです。

頭皮が病気以外で赤くなる原因として考えられるのが

  • 皮脂の落としすぎによる乾燥
  • 乾燥によるかゆみ
  • シャンプーやリンスのすすぎ残しによる残留物の影響
  • 血行不良

です。

かゆみを伴った場合はシャンプー方法を見直すことで改善が見られる可能性がありますので、シャンプー剤とシャンプー方法を改めて見ることをおすすめします。

⇒参考記事:シャンプーの時の抜け毛の本数がヤバい・・洗髪でハゲる原因はこれだ!

これによりフケや痒い症状が良くなればシャンプー剤の刺激や間違ったシャンプー方法による頭皮の炎症であったことがわかります。

残る頭皮の赤みの対策ですが、赤いだけで痒くは無い場合やシャンプー方法を改善してもいまいち効果が無い場合には血行不良を疑うべきです。

頭皮に血流がいきわたっていない状態ですとどんどん髪が細くなっていきますので注意が必要。

血流不足を改善する方法としてはこちらの記事をご参照ください。

⇒参考記事:即実践可能!髪がグングン元気になる最新ヘアケアランキングトップ4

頭皮の赤みやフケ・かゆみを予防し抜け毛を改善する方法まとめ

頭皮が赤くなりフケやかゆみを伴った場合病的であれば医療機関を受診する方が無難です。受診する際のポイントとして

  • 短期間で大量のフケやかゆみが発生した場合
  • 自分の腕の皮膚と比べて明らかに赤い場合
  • 周囲の人間から見ても異常なほど頭皮をかきむしる場合

など異常な状態の場合は皮膚科を受診することをおすすめします。

自分で何とかなりそうなケースの場合はシャンプー方法やシャンプー剤を見直し、それでも改善が見られない場合は血流を良くしていくといいでしょう。

自己判断任せにはなりますが、病的だと判断した場合は医療機関を頼る方が確実になりますので悪化する前に受診してください。

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