髪を洗っても洗っても頭皮や髪がべたべたする・・・
そんな人は「脂性」の才能がありそうです。
そもそも脂性になる原因とは何なのでしょうか？
脂性に至るまで
脂性の人は皮脂が過剰に出ています。
皮脂が過剰になる原因とは、男性ホルモンである「テストステロン」や
ステロイドの一種である「アンドロゲン」が悪さをするのです。
じゃあ、そいつらを止めればいいんだなって訳ではありません。
上記のホルモンには皮脂分泌以外にも仕事がたくさんあるため
単純に阻害してしまうと、不具合が起きてしまいます。
テストステロンやアンドロゲンが活発になる原因があるため
それらをみつけ、正常な活動に戻していけばよいのです。
原因１食生活
あなたは脂質が多い食べ物を好んで食べる習慣はありませんか？
脂質を取ることによって、皮脂の分泌が盛んにおこなわれます。
本来、皮脂とは皮膚表面を保護する役割をつかさどっています、
必要以上の脂が皮膚を覆ってしまったら逆に毛穴まで詰まらせてしまいます、
それが頭皮のトラブルや抜け毛の原因になるのです。
正常な皮脂量に調節していく事
それが脂性対策の一つです。
特に注意しなければならない食べ物として
「飽和脂肪酸」を多く含む食品には気を付けてください
ラードや牛脂、肉類、ショートニングなどに含まれる飽和脂肪酸は
融点が高く、毛穴を詰まらせてしまうデメリットがあります。
どうしても脂っこいものを食べたくなったら脂ののった魚にしてみましょう。
魚の油は皮脂をサラサラにしてくれる作用があるため、皮膚を保護するという
皮脂本来の仕事に戻ってくれます。
原因２生活習慣
あなたは夜、決まった時間に眠っていますか？
ストレスは溜めていませんか？
睡眠不足や不規則な生活、ストレスは皮脂分泌を加速させます。
現代社会では改善することが難しい項目でありますが、
思い切って早く寝ましょう（笑）
そして、早起きして軽い有酸素運動をする
ストレス解消にもなりますし、毛細血管に血流が流れ込み拡張させ
新しい血管を生成してくれます。
頭皮や髪にとっていいことづくめです。
規則正しい生活はホルモンバランスを正常にしてくれます。
結果、育毛や発毛に効果をもたらし
あなた自身に活力を漲らせてくれます
きっと仕事効率も上がりますし（笑）
原因３間違ったケア
きっと簡単に実行できて、多くの人が間違っている皮脂の常識はここではないでしょうか？
「皮脂は取れば取るほどきれいになる」
という一昔前の常識は、今や存在しません。
現在は、皮脂は取れば取るほど増える
が主流です。
必要以上の皮脂を取り去ると、皮膚の方で皮膚のバリヤー機能を維持しようとする働きが出てきます
そのバリヤー機能が過剰に働くために皮脂の分泌が激しくなります。
よって、皮脂の取りすぎは逆効果になります。
脂性だと思って、頻繁に強力なシャンプーで洗い
余計頭皮が汚れる・・
そんな負のスパイラルを断ち切るカギは「保湿」
ある程度汚れが落ちるくらい洗っってから良質の保湿成分を投与することによって、
皮脂の分泌は安定していきます。
プレミアムブラックシャンプーやオレンジシャンプー、INZEALシャンプーなどを
使うことによって、洗浄と保湿を同時に行ってくれますので
脂性の改善の選択肢に入れることをお勧めします。
脂性の人の育毛まとめ
まずは毛穴を詰まらせる原因の「皮脂の過剰分泌」を阻止しましょう。
出来ましたら脂性はだいぶ改善されていると思います。
次に「男性ホルモンの抑制」を行っていきます。
テストステロン自体の抑制をしてしまうと
更年期のような症状が現れてしまうため注意が必要です。
抑制するのは５αリダクターゼというテストステロンを、
ジヒドロテストステロンという物質に変化させてしまう酵素で
ジヒドロテストステロンが男性性脱毛症の原因と言われています。
その５αリダクターゼを抑制してくれる育毛剤を投与することによって
男性性脱毛症を抑制することができます。
頭皮の血行促進と５αリダクターゼを抑制同時に行ってくれる
おすすめです。
正しいシャンプーの仕方によって、育毛剤が浸透しやすい環境を整えて
効果的な育毛剤を使用する。
これを実践することによって、あなたの髪は太くさらに増量するでしょう。
ミノキシジル×フィナステリドのようなその場しのぎの対処療法とは違います。
身体へのダメージもありません、むしろ心身ともに健康になります。
「髪が生えやすい体質に変えていく」ことから始めますので、
継続的な育毛、発毛が望めます。
いったん発毛してしまえば育毛剤は不必要になるでしょう。
ただし、生えたからと言って自堕落な生活に戻ってしまっては元の木阿弥です
根本的な健康維持が発毛には重要です。
