どんな物質にも副作用が存在するという事実があります。 育毛剤も例外ではありません 育毛剤で髪を生やすためには
副作用があることを忘れてはいけません。
毒の基準
毒というのは人体に悪影響を及ぼすものですが、
そういったくくりであれば 全ての物質に当てはまるというのも事実です。
毒である基準は国が定めた規定が存在していて、
育毛剤をはじめ多くの化粧品や薬品は、それに基づいた成分配合がなされています
なので、正しい使い方をしていればどんなものも毒に変化することが無く、
それに見合った効能を発揮してくれます。
逆に基準以上の量を使用すると効果が無いものもありますし、はげてしまう育毛剤も存在します。
用法用量を守り正しく使いましょうというのはそういうことですね。
薬の基準
毒も薬も紙一重なのですが、
効果が強力である故医者でしか処方できない「薬」というカテゴリーがあります。
薬の基準も薬事法で決められています。
しかし、近年のインターネットの普及により
薬を海外から取り寄せ、使用している人が多く存在します。
これは医者の了承を得ないで使用しているのですが、
その人自身の体調や体質、現在使用している薬と併用可能なのか
といった専門的な判断を自己判断でしてしまっているため
どんな副作用が起こっても自己責任ということになります。
その行為は毒を自ら飲んでいる事と同じことで、
とても危険な行為です。
AGA(男性性脱毛症)の治療で使われるミノキシジルタブレットとフィナステリドが発毛する薬として有名ですが、
医者の判断無しにインターネットで購入して使用するというのが近年のブームです。
素人判断で使用することは薬を毒に変えているのと同じなので止めた方が良いでしょう。
本来毒である物を薬として症状の改善のため処方するのが医者の仕事です、
薬になるのか毒になるのかは 処方した人次第ということになります。
育毛剤の副作用
育毛剤というのは医薬部外品といって医者の処方なしで購入できるものです。
その分副作用が少なく安全性は高いといえます、
しかし全く副作用が無いわけではありません。
例えばグリチルリチン酸2Kという成分は、多くの育毛剤やシャンプー・化粧品に含まれている
炎症を抑える成分ですが、1日の使用量が40mlと薬事法で規定されています、
これを超えると偽アルドステロン症という病気を発症するといわれています。
しかし、よほど大量に使用しなければ副作用が出る心配もなく
一般的な使い方をしていれば問題ない量しか配合されていませんので
副作用の心配は必要ありません。
水でも飲みすぎれば水中毒になりますし、塩も摂りすぎれば高血圧になります。
薬品でない限り節度を守れば心配ないという事ですね。