育毛サプリメントの効果って何だろうか?
飲めば髪が生えてくるのだろうか?
いっぱい商品があるから選び方がわからない・・
疑問に思っている人は多くいらっしゃると思います。
育毛サプリメントというアイテムの正しい知識と使い方を紹介していきたいと思います。
育毛サプリメントとは?
育毛サプリメントの用途というのはそもそも「栄養補給」が目的です。
よって普段から摂取しづらいまたは、何等かの原因で失われやすい栄養素を
摂取することにより発毛に必要な栄養素を補う
といった効果がある製品を摂取することが効果的と言えます。
育毛サプリメントで髪が生える?
育毛サプリメントは医薬品ではありませんので、
飲めば生えるといった効果は期待しない方がいいです。
あくまで発毛の補助的な立ち位置で考えておくと良いですね。
育毛サプリメントの選び方とは?
育毛サプリメントの選び方として、
栄養補給が目的となりますので
育毛に必要な栄養素が充実していることが前提になります。
必要な栄養素をまとめた記事は髪を生やすのに必須な「あれ」について語る記事で
書いていますので参考にしてください。
その他に発毛に有効とされている注目の成分で、
副作用の無い成分がありますので紹介していきたいと思います。
パルテノライド
夏白菊の葉に含まれている成分です。(別名フィーバーフュー)
大阪大学の研究結果によると、AGAの男性30名に数か月間投与した結果
約8割の被験者の薄毛の部分から産毛が生えてくるという発毛の兆候が見られたようです。
しかし、どういったメカニズムで発毛するかという部分は科学的に解明されておらず、
現在も研究がつづけられている成分です。
副作用の心配は無く、摂取しすぎても効果が無くなるだけで
デメリットの面は特に心配ありません。
ノコギリヤシ
ノコギリヤシはヨーロッパで前立腺肥大の薬として使われています。
前立腺肥大の原因としては、男性性脱毛症の原因でもある「5αリダクターゼ」が原因で、
ノコギリヤシにはこの5αリダクターゼを抑制してくれるというありがたい効果があります。
また、副作用が無いのが特徴でこちらもデメリットの心配がなく
摂取できる成分と言えます。
ノコギリヤシの配合されているサプリメントを選ぶ基準としては
摂取量が320mg以上摂れるものを選ぶことが有効です。
L-リジン
L-リジンは人間の体内では生成されない栄養素ですが、
人間の身体に必要不可欠である「必須アミノ酸」の一種です。
必須アミノ酸ですので、もちろん副作用の心配はありません。
強力な発毛作用が報告されている成分で、その効果は科学的に立証されています。
そのほか、脂肪燃焼やカルシウムの吸収のサポートなど幅広く役立つ栄養素です。
亜鉛
亜鉛は髪を形成してくれるという発毛には必要不可欠な栄養素で
体内で形成されないため、食物やサプリから摂取しなければならない成分です。
発毛の他にも5αリダクターゼを抑制してくれる効果があるというまさに
「発毛ミネラル」というにふさわしい栄養素と言えるでしょう。
現代の食生活において亜鉛を体外に排泄してしまう
「リン酸塩」という成分を 多く摂取してしまうといった傾向にあります。
この「リン酸塩」はスナック菓子やカップラーメンに多く含まれているため
ジャンクフード中心の食生活を続けていると、亜鉛が不足して
薄毛や精力減退、鬱といった症状を招くといえます。
また、精子の原料も「亜鉛」が含まれていますので
精子の出しすぎ、乱発の性生活を送る人は
薄毛になりやすい傾向があります。
副作用としては1日当たり100mg以上摂取すると
吐き気やめまいなどの中毒症状を招きますので 摂りすぎは悪影響を及ぼすようです。
ミレット
ミレットというのは雑穀の「キビ」のことで
桃太郎の「キビ団子」で使用されているあのキビです。
ミレットには豊富なケイ素という成分が入っています。
ケイ素はコラーゲンを束ねて組織を結合するのに必須の成分で、
これが欠乏すると抜け毛が増えるといった育毛には欠かせない成分です。
このミレットが多く含まれているサプリメントを摂取することにより
髪が太くなり、抜け毛が減る可能性があります。
大豆イソフラボン×カプサイシン
大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをしてくれる成分です。
一方、カプサイシンは血行促進作用があり
髪に栄養を届ける手助けをしてくれる成分です。
この二つの成分は同時に摂取することにより、
知覚神経を刺激して毛母細胞や
毛乳頭を活性化することが知られています。
結局、育毛サプリメントを使用すべきか?
育毛サプリメントは単体では髪が生えるという現象は見られないです。
しかし、髪を太くしたり抜けにくくする効果は期待できるといえます。
よって、正しいサプリメントを強力な育毛剤と併用することにより
さらに発毛能力が上がると言えます。
早く発毛させたければ服用するのもありだと思います。